スーパー天然酵母「パネトーネ種」
凄い酵母が生む美味しいお菓子パン
パネトーネ種は、生まれたて仔牛が初乳を飲んだ後の腸内から取り出した菌を小麦粉と混合したものを培養・発酵させて作る自然種(酵母)です。イタリア北部のコモ湖周辺でのみ採取・培養されており、酵母と乳酸菌が共存している大変珍しい複合酵母です。
パネトーネ種の特徴は、水分・油分・糖分に対する耐性が強く、これらを多く含む柔らかい生地でも活発に働くことにあります。そのため、パネトーネ種で焼いたパンは保水性に優れており、乳酸菌の働きによって独特の風味のある柔らかい口当たりのパンに仕上がります。
また、パネトーネ種は発酵の際に天然の保存料を生み出すと言われており、防腐性・防菌性に優れています。そのため、焼きあがったパネトーネはその風味を損なわないまま約6ヶ月の長期保存が可能なパンとなっています。